一株食べれば1日長生きすると言われる長寿食材って?

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人間は何を食べれば長生きできるの?長寿になる食材は存在するのか?このテーマは古今東西の研究者を魅了してやまない人間にとって不変の願いともいうべきものでした。様々な国々の平均寿命などを調べてみると明らかに長寿の多い地域が局所的に存在する事は有名な話です。いわゆる長寿村というやつですね。日本では沖縄がそのデータに当てはまる地域といえるのではないでしょうか。そして一定の地域だけ平均寿命が長いのはなぜか?地域ごとに異なるものとは何か?を考えると自然と行き着く結論は食文化です。長寿の地域にはほぼ必ずその地域で頻繁に食用されている非常に栄養価の高い食材が存在するはずです。このようにして調査を行う事で長寿の秘訣となる食材が明らかになってくるのです。

また長寿につながるという事は世界的に見ても死因の上位に挙がるような病気になりにくいという事もいえるでしょう。例えば心臓病やガン、糖尿病などが現代人の死亡率の圧倒的多数を占めている病気といえます。長寿食材とはこのような病気のリスクを減らす事が出来るという点も兼ね備えている場合が多いといえます。

 

  • 日本の長寿地域・沖縄の食文化からみる長寿食材

 

沖縄は今でこそ日本領の地域ですが歴史的に見ると明治時代まではほぼ外国扱いであり日本にはない独自の文化を形成して今なおそれが色濃く残っている地域です。気候も日本本土とはかなり違うため食文化も日本とは毛色が違います。そして沖縄は言わずと知れた長寿地域です。90歳を超えても健康で毎日元気に過ごしているお年寄りは珍しくありません。沖縄はなぜ長寿が多いのか?本州の地域と何が違うのか?これらを考えると自然と行き着くのが独特の食文化です。沖縄の食文化にはどのような特徴があるのでしょうか?

 

沖縄料理の特徴 海藻類が豊富

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沖縄料理はとにかく海藻類が豊富です。ちなみに上記の画像は沖縄名物の「海ぶどう」です。海藻が身体に良いのは有名な話ですね。沖縄の食堂で定食を注文すると付け合わせの小鉢などは海藻の和え物が多いのが特徴です。沖縄ではアーサーと呼ばれるアオサの汁物、もずく、昆布の佃煮、沖縄独特の味付けとなっている結び昆布なども沖縄料理の定番です。

元々日本は海に囲まれた島国のため海藻類はよく食べる民族でした。海の多い沖縄ならなおさらですね。海藻は低カロリーで栄養の宝庫と呼ばれるほど栄養価の高い食材です。海藻にはカルシウム、リン、亜鉛、ヨード、ミネラルといった栄養素が豊富に含まれています。そして非常に豊富な食物繊維が含有されている事が大きな特徴です。食物繊維とは簡単に説明すると、摂取しても消化されずに体外に排出される成分、という事になります。それなら栄養なんて無いのでは?思うかもしれませんが、食物繊維は摂取してから体外に排出されるまで体内で様々な働きをします。

 

食物繊維のさまざまな働き

胃の中で水分を吸収してふくらむので、満腹感を得られる

腸内で善玉菌の栄養となり、腸内の環境を整える

水分を吸収して腸のぜん動運動を活発にし、便を柔らかくする

血液中のコレステロールを低下させる

よく食物繊維はダイエットによいと言われるのは、上記にあげた働き以外にもよくかむことで満腹感が得られるなどの理由があげられます。

この他にも数々の優れた働きをする食物繊維。日本人の場合、1日当たりの食物繊維の摂取目安量は20~25gですが、残念ながら日本人の食物繊維の平均摂取量はこの半分にも届いてないのが現状なのです。

引用:http://www.cocomiru.jp/topic/zatsugaku33.html

 

沖縄の人は普段から海藻をよく食べる事で食物繊維をたくさん摂取している事になります。この点が長寿につながる大きなポイントになっているのではないかという仮説を唱える研究者は非常に多いそうです。

 

沖縄料理の特徴 苦くて色の濃い野菜

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沖縄の人は生野菜をそのまま食べる習慣はあまりありません。チャンプルーにしたり炒めたり汁物にして食べるのが一般的です。そして沖縄風の味噌汁、煮付け、おでん、には青菜がたっぷり入っています。野菜は火を通すとカサが減るのでその分たっぷり食べる事が出来るのです。ゴーヤ、ニガサ、など沖縄特有の苦みの強い野菜も好んで食べているのも大きな特徴です。ゴーヤやニガサが非常に栄養価の高い野菜である事は言うまでもありません。沖縄の人は普段から非常にたくさんの緑黄色野菜を食べています。これも長寿の大きな秘訣といえるでしょう。

 

沖縄料理の特徴 タンパク質は豚肉、豆腐、魚

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タンパク質は人間が生命活動を行う上で不可欠となる重要な栄養素です。そしてタンパク質にも良し悪しがあり、良質なたんぱく質を摂る事が長寿につながるのかもしれません。豚肉は長寿の食材として有名です。しかし沖縄の人が豚肉を頻繁に食べるようになったのはごく最近の事です。以前までは祝い事の時に食べる特別なご馳走という位置づけでした。沖縄の人が古くから食べ続けているタンパク質といえば豆腐と魚です。豚肉は鶏肉、牛肉と比べて複数の脂質がバランスよく含有されているため優秀な食材です。そして沖縄の豆腐はズッシリと重たいのが大きな特徴です。スーパーなどに行くとその日に作られた新鮮な豆腐が売られています。そして食堂などで豆腐料理を注文するとびっくりするくらい豆腐がたくさん入っています。このように沖縄の人のたんぱく質の摂取は肉の中でも優れた栄養バランスの豚肉と豆腐がメインです。そして魚には肉には無い良質な栄養がたくさん含まれています。明治以前の日本人は肉をほとんど食べずに魚を食べていました。そしてそれまでの日本人には直腸ガンの発症率が0%だったのは有名な話です。この事からも沖縄の人のタンパク質摂取は非常にヘルシーで理想的といえます。こういったタンパク質の摂取内容も長寿のポイントとなっていそうですね。

 

  • 他にも長寿につながる研究結果のある食材を紹介

 

クランベリー

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クランベリーから抽出した成分を実験でミバエという昆虫に与え続けてみたところ、若いミバエの場合は他のミバエよりも生存期間が25%も長かったそうです。さらに老年期のミバエで実験したとことなんと生存期間は30%も長くなることが認められたそうです!クランベリーはまさに長寿の食材といえるでしょう。

 

ナッツ類

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おやつなどでナッツ類を頻繁に食べる人はそうで無い人と比べて長生きの人が多いというデータをハーバード大学が発表しました。それにナッツを常食している人はガン、心臓病、呼吸器系の病気にかかる可能性が低い事がわかっています。

 

アーモンド、クルミ、カシューナッツなど種類を問わずナッツ類を毎日食べるという簡単な習慣が、寿命を延ばし、長生きにつながるようです。

毎日一握りのナッツ類を食べることが、時期尚早な死のリスクを 20 パーセント低下させることを、新しい研究は発見しました。

約 12 万人の男女を約 30 年間追跡したデータが、ナッツ類を食べる習慣のある人々は、他の死の予測要因に関係なく、総合的な死亡リスクが低下すると示したのです。

ナッツ類の摂取量が増えるほど、リスクが低減、つまり長生きできるようです。

ナッツ類の摂取は、がん、心臓病、呼吸器疾患による死亡リスクを低減しました。

ナッツ類は栄養豊富な食物です。良い脂肪として知られる不飽和脂肪酸、良質のタンパク質、食物繊維、ビタミンEやB群を含むビタミン類、亜鉛やカルシウム、マグネシウム、カリウムを含むミネラル、ファイトケミカルを含みます。

これら全てが、心臓と血管の保護、発がん防止、抗炎症および抗酸化特性を提供します。

米国のダナファーバーがん研究所のチャールズ・フォックス(Charles Fuchs)氏らの研究が、New England Journal of Medicine誌11月21日号に掲載されました

引用:http://www.rda.co.jp/topics/topics6500.html

 

緑茶

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緑茶を毎日飲む人はそうで無い人と比較して現代人にとって死亡リスクの高い病気になりにくいという調査結果が国立がんセンターの調査で明らかになりました。緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げてくれる効果があり血管や呼吸器の働きを安定させる効果があるそうです。このデータは全国に住む40~70歳の男女を対象に約10万人に対して行われ、毎日お茶を飲むか、それ以外の生活習慣などを細かく調査し、19年間経過を追った非常に綿密で丁寧なデータといえます。

 

 

 

今記事で紹介した長寿食材はどれも身近で、すぐにでも手に入る安価なものばかりです。是非とも参考にしていただいて、自身の健康とを見直す良い機会になれば幸いです。

 

 

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